リレー・フォー・ライフ・ジャパン2017福岡実行委員会 実行委員長

                                      中原 美夏

私は今年11年目のがんサバイバーです。
いつものようにお風呂で身体を洗っている時、胸の上部に手に当たるしこりを発見。
しかし当時30代でがんになるなんて考えもせずそのまま放置。
病院へ行ったのは数ヶ月後。
"乳がんです"と一人で告知を受け待合室で大泣き。

頭の中は"がん…私死んでしまうんだ…"の言葉でいっぱい。ショックでどうやって帰宅したのか覚えていません。
当時中学1年生と5年生の子どもたちの成長が見られなくなるんじゃないかと怖くて、毎晩家族が寝た後お風呂で号泣。
更に抗がん剤で抜け落ちて行く髪の毛、想像した事のない自分の坊主頭の姿に涙が止まらなかった夜。
辛い日々がたくさん、たくさんあった。
だけど前を向く事ができた。
笑顔になれた。
それは一番近くにいた家族や友達、そして同じがんの仲間の支えがあったから。

 

このリレー・フォー・ライフとの出逢いは、たまたま開いた新聞のがん患者語ろう会の記事。
"同じ体験をした人と話をする"それだけで気持ちを共有でき居心地が良かった。
安心できた。
元気が出た。

今年のスローガンは「出逢い…語り合い…笑い合う。あなたは決して一人じゃないよ♡」
"がん"と告知された時、誰もが体感する不安と孤独。
がんは2人に1人がかかると言われる今、"風邪ひいちゃった"と同じ感覚で言える世の中になればと願う。
"一人じゃないよ。笑顔になれる場所がここにあるよ"と、一人でも多くの方に知っていただきたい。

皆さまのご参加をお待ちしています。