Relay For Life とは・・・

がん患者さんやそのご家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指します。1年を通じて取り組むチャリティ活動です。

1985年、一人の医師がトラックを24時間走り続け、アメリカ対がん協会への寄付を募りました。 「がん患者は24時間、がんと向き合っている」という想いを共有し支援するためでした。ともに歩き、語らうことで生きる勇気と希望を生み出したいというこの活動を代表するイベントは、2015年は世界25カ国、約6000ヵ所で開催され、年間寄付は470億円にのぼります。 2016年、日本では49ヶ所に広がっています。


リレー・フォー・ライフのロゴは、太陽を月と星をかたどった世界共通のものです。
それは昼夜を問わず、がんという病に立ち向かう世界中の数えきれない人々の勇気とリレー参加者への絶え間ないサポートを象徴しています。
いつの日か、がんで悩むことのない社会が訪れるという希望の星をかかげ輝く太陽の下、降りそそぐ月の光の中で参加者が一丸となって共に病に立ち向かう。
リレー・フォー・ライフのロゴには、そんな思いが込められています。

使命と三つのテーマ

リレー・フォー・ライフは三つのテーマに支えられ、使命であるSave Livesが成り立っています。

 

"Save Lives"とは

リレー・フォー・ライフが使命とする“Save Lives”は、直訳すると「命を救う」ですが、単に医療行為によって救命を行うという意味ではありません。
医療に従事していなくても、リレー・フォー・ライフに参加し寄付金を募ることで医療の進歩に貢献し、間接的に人の命を救う事ができます。
そして、生きる希望を失った人の支えになることもまた、命を救う事です。リレー・フォー・ライフにおける“Save Lives”のもうひとつの意味、それは「人の魂を救う」ことなのです。
そして、「Save Lives」を使命とし、がんの告知を乗り越え、生きていることを祝福し(祝う Celebrate)旅立った愛する人たちをしのび(しのぶ Remember)がんに負けない社会を作る(立ち向かう Fight Back)ことをめざします。


夜通し歩くリレーイベント

リレー・フォー・ライフ活動の締めくくりとして2日間のイベントを開催します。

会場ではチームの仲間とタスキをつなぎ、夜通し歩きます。


ご寄付について

日本対がん協会とリレー・フォー・ライフの全国実行委員会は、がん征圧のための寄付を募り、対がん活動に有効に活用します。日本対がん協会の活動は、個人のご寄付や企業、団体のご支援によって支えられています。がんを取り巻く社会を変えるために、ご協力をお願いします。
(リレー・フォー・ライフで寄せられた寄付金は、日本対がん協会を通してがん医療の発展や患者支援、検診の啓発に役立てられます。一部はリレー・フォー・ライフの運営資金に充てられます。)

 

 

 

 

がんの新しい治療法や新薬開発のために

 

アメリカでは、リレー・フォー・ライフで集められた寄付金によるがん研究の結果、白血病などの新薬「グリペック」が開発され、多くの命が救われました。 日本でも、日本癌学会と協力して、新しい治療法や新薬開発に向けた研究の助成に寄付金が活用されています。近い将来、日本のがん医療にも大きな変化が起こることが期待されています。

がん医療の充実―。RFLを主催する実行委員並びにそこに集う方々、そして国民のみなさんが抱く希望です。「プロジェクト未来」は、そんな希望を実現しようと、全国のボランティアと日本対がん協会で決めた企画で、この助成金はその柱です。全国のRFLで寄せられた寄付金の一部を、がん治療に関する基礎研究を中心に、臨床研究、患者・家族のケアに関する研究のために交付します。

日本には優れた基礎研究が少なくありません。しかしながら、その成果が広く患者の治療に役立っているものはまだ少ないのが実情です。基礎研究で成果を挙げ、新治療法につながると期待されながら、国内で臨床につなげることはかなわずに、欧米で治療法として確立され、「逆輸入」されたケースも散見されます。

研究の成果をいち早く患者のもとに届けてほしい、そのために多くの方々に寄せていただいた寄付を使ってほしい。この助成金には、そんな患者・家族・支援者たちの切なる願いが込められています。がん治療法の開発は、患者・家族のことに思いをはせ、がんを解明し治そうという研究者・医師の強い意思と、その研究に期待をかけ、たとえ自身のがんが治らずとも、将来の患者のために、という患者の思いが一致してこそ、大きく前進します。

「リレー・フォー・ライフ プロジェクト未来」には、研究者・医師・患者・家族・支援者・行政の間の距離を縮め、RFLを互いの交流の場にし、がんの知識の普及・理解を深めるとともに、研究開発を進める場にしたい、という期待も込められています。

 

 

 

 

 

がんを深く学びたい若手医師を奨学金で応援

 

日本国内の意欲ある若手医師が、がんについての高度な知識を学ぶため、国内外の専門施設で研修するための費用の一部を助成しています。
まずは国内で研修する医師へのサポートから始まり、2010年度にはリレー・フォー・ライフ・ジャパンへの寄付金をもとに「RFLマイ・オンコロジー・ドリーム奨励賞」が設立され、アメリカ最大のがんセンター・MDアンダーソンへの医師の派遣もスタートしました。2011年度からは毎年2名の医師が選ばれて高度な知識と経験を身につけて、帰国後に日本で活躍しています。

 

 

 

 

全国で医師、看護師などによる面接と電話による相談を年間約12,000件お受けしています。2010年10月から祝日を除く毎日10:00~18:00まで時間を延長しました。看護師、社会福祉士などが予約なしに相談に乗る無料電話相談「ホットライン」(03・3562・7830)では、治療や薬、心の相談など多岐にわたる悩みが寄せられ、お答えしています。

 

 

 

 

早期発見、治療こそ最大のがん予防。国際的にみても国内の受診率はまだ低いのが現状です。胃、大腸、肺、前立腺、血液などすべてのがんを対象に受診を呼びかけるキャンペーン、乳がん無料クーポン配布や子宮頸がんの啓発セミナーなど多角的なプログラムを通して意識改革を促しています。